LIMEX

FAQ

LIMEXについて

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JSA規格の対象であるLIMEXは、石灰石(炭酸カルシウム)などの無機物を主原料(重量比50%以上の含有)とし、ポリオレフィンなどを組み合わせた無機フィラー分散系の複合材料です。
LIMEXには、無機物を主原料とし、バイオ由来のポリオレフィンを利用した、Bio LIMEXもあります。
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LIMEXは、大きく分けて「LIMEX Pellet」、シート状の「LIMEX Sheet」がございます。LIMEX Pelletは、インフレーション成形や射出成形などの原料として用いることができ、袋や文房具といった従来プラスチックで製造されることが多かった製品を代替することができます。LIMEX Sheetは印刷を施すことで、メニュー表や冊子などの印刷物として紙の代わりに使用することができます。また、LIMEX Sheet(真空成型用)に成形を施すことで、弁当容器等の薄いプラスチック製容器の代替品にすることも可能です。
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英語で石灰石を意味する「LIMESTONE」の「LIME」と、無限の可能性を意味する「X」を組み合わせた造語です。「LIMEX」は、株式会社TBMが所有している登録商標です。
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容器包装リサイクル制度において、素材の成分配合から、LIMEX製品はプラスチックではない容器包装として日本規格協会のホームページで記載されています。(LIMEXを対象とするJSA規格は容リ法の対象外)
紙は日本工業規格 (JIS) で「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されており、石灰石を主原料とするLIMEX製品は該当しません。
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LIMEXは、TBMが日本国内で自社開発(特許取得)したプラスチックや紙の代替となる複合素材です。LIMEXはストーンペーパーと基本特許も異なり、印刷物に使用される押出成形、袋などの包装に使用されるインフレーション成形だけでなく、プラスチック製品を代替する材料として真空成形、射出成形など多様な成形方法に対応できます。ストーンペーパーは、台湾のメーカーが開発した中間製品の名称であり、LIMEXは素材の名称であるため、製造工程においても名称の位置づけが異なります。
素材名 中間製品名 用途 最終製品の種類(製品例) 製造国・
石灰石の
原産地
印刷物
(名刺)
真空成形品
(食品容器)
射出成形品
(スマホケース)
インフレーション
(レジ袋)
LIMEX LIMEXシート 紙代替 日本
LIMEXペレット プラスチック代替
なし ストーンペーパー 紙代替 台湾・中国

主原料の石灰石について

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LIMEXの原料である石灰石は、日本でも100%自給自足できる資源です。世界的にも豊富に存在し、枯渇リスクは極めて小さいです。プラスチックや紙を製造する際に必要とする石油や木材、水などの希少性の高い資源の利用を抑え、豊富な石灰石を用いることで、地球規模で資源保全に貢献できると考えています。

<各国の石灰石埋蔵量*1
日本:約240億t*2
中国:約数千t
インド:約750億t
韓国:約400億t
インドネシア:約100億t

<日本の原油埋蔵量>
482.8万t*2(568万kL) 換算:原油 1kL=0.85t*3

<日本のパルプ材輸入比率>
72%*4

出典|*1USGS Mineral Commodity Summaries 2013 *2済済産業省 資源エネルギ―庁平成21年度 埋蔵鉱量統計調査結果 *3天然ガス工業会「わが国の石油・天然ガスノート」*4石油連盟 *5日本製紙連合会
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日本における石灰石の用途を多い順に並べると、セメント(48.3%)、骨材(20.0%)、鉄鋼(17.4%)、石灰(6.5%)、その他(7.8%)*1となります。なお、従来の紙にも白色度を高めるための塗工剤や透け防止のための填料として、石灰石由来の軽質炭酸カルシウムが使用されています。(文献によって値に幅はありますが、60~90万トン/年と言われています)。*2
また、パルプの漂白剤(次亜塩素酸カルシウム)の原料としても石灰が使用されています。*3
石灰石の日本国内出荷量:約1.3億トン(2018年、石灰石工業協会会員のみ*1

*1 石灰石鉱業協会 2019|*2 畠中 2014|山下 2007|*3 秩父石灰工業株式会社
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2020年時点で白石工場と多賀城工場の生産量から算出すると、当社のLIMEX製造による石灰石の使用量は年間約1.9万トンです。(石灰石を60%含むLIMEXの場合)。仮に、日本国内で生産される全ての印刷・情報用紙(7,871千トン(2018年)*1)をLIMEXシートで置き換えた場合、必要な石灰石は約472万トンとなり、日本国内における石灰石の年間出荷量の約3.6%に相当すると見込まれます。
*1日本製紙連合会
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現在、当社の白石工場では東北地方の石灰石を使用しています。調達元としているサプライヤーは、環境マネジメントシステム認証(ISO14001)を取得しており、当社が環境・社会配慮を徹底して行う方針についても協力いただいています。

LIMEX製品の特徴

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木材パルプを原料にした紙と比べると、LIMEX Sheetは原料や製造工程において木や水をほぼ使用せず、森林や水資源の保全に貢献できます。また、紙の生産国では排水による水質汚染対策が求められていますが、LIMEX Sheetは製造工程において汚染された排水が出ません。性能としては、耐水性・耐久性を備えており、メニュー表や名刺、屋外広告物などの様々な用途に活用されています。現在シールラベルや雑誌などの印刷物の用途拡大に向けて、さらに薄いLIMEX Sheetを開発しています。なお、ティッシュペーパーやトイレットペーパーのような吸水性が必要な用途には適していません。
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プラスチック代替素材の主原料として石灰石を用いることで、製品化された際の石油由来プラスチックの使用量を抑え、焼却時のCO2排出量をPP・PEと比較して約58%削減可能です。

*同体積の素材が燃焼した場合のCO2排出量

TBMでは、ライフサイクルアセスメント(LCA)という科学的な手法によって、製品の一生(ライフサイクル)で生じる環境影響の程度を算定し、素材開発に活かしています。LCA実施時には、客観性の担保のため、一般社団法人サステナブル経営推進機構などの第三者専門機関の支援を受けています。
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LIMEXは、プラスチックと同等程度の品質を保ちながらも、プラスチックの使用量を抑えることができます。石灰石と植物由来樹脂を用いたBio LIMEXであれば、石油由来プラスチックの使用量をさらに大きく減らすことが可能です。
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TBMは、セルロース、有機合成、合成樹脂などプロセス型生産領域を中心に、幅広くモノづくりを手掛ける株式会社ダイセルとともに、主原料となる石灰石と酢酸セルロースなどを組み合わせた新素材「海洋生分解性LIMEX(仮称)」の開発を2020年より開始しました。LIMEX製品を海洋へ流出させないための回収・リサイクルの仕組みづくりを推進しています。
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現在のLIMEX製品は生分解性を有しておりませんが、生分解性を有したLIMEXの素材開発をパートナー企業と連携して進めています。また、グループ会社のバイオワークス社の方で改質ポリ乳酸コンパウンドPlaXを開発してます。

LIMEX製品の処分・リサイクル

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当社は、LIMEX製品を廃棄物として処分するのではなく、資源として再生していく取組を進めております。詳しくは「LIMEX製品のリサイクル方法」をご参照ください。

[事業者の方へ]
(リサイクルする場合)
ご不要になったLIMEX製品については、資源として回収させて頂くことを検討しますので、お問合せフォームにご相談ください。

(廃棄する場合)
事業系廃棄物として処分する場合は産業廃棄物として処理してください。
家庭系廃棄物としては処分する場合、LIMEX製品は「可燃」として、お住まいの自治体のルールに従いご対応ください。

[一般消費者の方へ]
(リサイクルする場合)
各自治体や協力会社と連携し、回収BOXの設置を進めております。

(廃棄する場合)
家庭系廃棄物として処分される場合、LIMEXは「可燃」として、お住まいの自治体のルールに従いご対応ください。

*LIMEX製品は、古紙回収には混ぜないでください。
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LIMEXは焼却できます。プラスチック代替素材の主原料として石灰石を用いることで、製品化された際の石油由来プラスチックの使用量を抑え、焼却時のCO2排出量をPP・PEと比較して約58%削減可能です。

*同体積の素材が燃焼した場合のCO2排出量
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[事業者の方へ]
LIMEX製品をご利用いただいている事業者の皆様に、事業所からの直送もしくは既存物流の仕組みを活用して当社の再生拠点に返送いただく仕組みを構築しています。回収・リサイクルに関するお問い合わせはこちら

[一般消費者の方へ]
各自治体や協力会社と連携し、回収BOXの設置を進めております。

*LIMEX製品は、古紙回収には混ぜないでください。
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TBM社から取引先の企業の皆様へはLIMEX製品のブランドマネジメント及び製品識別の観点から「LIMEX Brand Logo Mark Guideline」をご案内しています。

LIMEXロゴやLIMEXであることの訴求表示が製品に表示されているかをご確認ください。TBM社は、製品の使用者に対して可能な限りLIMEX製品であることを示す訴求表示を推奨しています。
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使用済みの LIMEX の紙代替製品は古紙回収には出さないでください。紙のリサイクルにおいては、回収後の分別・再生工程の中で少量の異物(プラスチックフィルムやラミネート紙など)は除去される仕組みがあります。*1当社は、古紙リサイクル業者との連携を深めると同時に、LIMEXの普及と並行して、LIMEXのみの分別・回収・再生の仕組みの確立を目指しています。こちら(リサイクル方法のFAQのパート)を参照ください。

*1 古紙ハンドブック2019|日本容器包装リサイクル協会
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LIMEXは、古紙再生工程において効率良く除去されるため、再生品製造に障害をもたらす可能性はないと考えています。
筑波大学の江前教授のご支援により、同大学の化学パルプ用(古紙繊維にも適用)の標準離解機を使用させていただき、JIS8220-1の方法により離解したところ、上質紙及びコート紙の印刷古紙は完全に離解できましたが、LIMEXシートはほぼ原形のままで、離解終了後、すべて回収できました。

LIMEX製品の注文

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電話、メール、FAXでのご注文はお受けしておりません。「ZAIMA」からのご購入をお願いします。
※100箱以上をご注文のお客様はお問合せフォームよりご連絡をお願いします。
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価格表につきましては、お問合せフォームより営業本部までお問合せ下さい。また、基本的には1,000枚以上でのご発注をお願いしておりますが、個別対応となります。
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2019年11月現時点では、こちらの4種類のみをご提供しています。より薄い製品のご提供に向けてを進めています。
なお、ご要望に合わせて白色度やコシをお選びいただけますので、詳しくは製品案内ページをご覧ください。
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現在リコー機のRICOH Pro Cシリーズをお持ちのお客様におかれましてはA4、A3の2サイズ(各サイズ80枚包み)をリコージャパン株式会社様を通じてご購入頂けます。料金や購入方法等の詳細は、リコージャパン株式会社様の営業担当の方にお問合せ下さい。
リコージャパン株式会社のお問い合わせ先はこちら
TBMのお問い合わせ先はこちら
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LIMEX製品(名刺、クリアファイル、マスクケース etc.)は、TBMの運営するECサイト「ZAIMA」を通じて購入いただけます。社員数が100名以上の法人のお客様は、こちらからお問合せください。
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UV、LEDオフセットは、ほぼ対応可能です。油性オフセットは現在検証中でございます。
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テスト印刷用のLIMEXシートは、原則有償で販売をさせていただいております。
ご希望のお客様は、ご利用の印刷機メーカーと機種番号を確認の上、こちらから当社営業担当までお問合せ下さい。
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印刷のみの場合は4日程度、製本や加工が必要な場合は最大で10日程頂いております。
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ご依頼、ご希望内容によりますので、こちらから当社営業担当までご相談いただけますようお願いいたします。
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水糊やスティック糊での貼付けは出来ませんので、成形をご希望の場合は当社営業担当までご相談下さい。また、水溶性インクは乾きづらい点にご留意ください。
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無線綴じ、中綴じ、平綴じが可能でございます。なお、強度の問題から中綴じをご推奨しております。
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はい、可能でございます。こちらから当社営業担当までご相談下さい。

その他

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