石灰石を焼却するとCO2を排出するのではないですか?

主原料の石灰石について

  • LIMEX
  • 石灰石

石灰石の焼却時にCO2が排出されるのは事実ですが、ポリプロピレンなどの石油由来プラスチックと比較して、燃焼時のCO2排出量を約58%削減することができます。
石油由来プラスチックは材料中に炭素(C)を多く含み、燃焼時に大気中の酸素(O2)と結合し、二酸化炭素(CO2)となって放出されるのに対し、LIMEXに含まれる炭酸カルシウムは、約600~800℃付近で吸熱反応が生じ、酸化カルシウム(CaO)とCO2に分解されます。CO2排出量の差は、この化学構造の差異によるものです。
ただ、TBMとしては、LIMEX製品を廃棄物として焼却処分するのではなく、資源として再生していく取り組みを進めております。(資源循環事業について、詳しくはこちらをご覧ください)