TBMと社会的側面

TBMは、企業理念の実現に向けた持続可能な経営および発展を目指すために、ステークホルダーの社会的側面への取り組みが必要不可欠であると考えています。また、行動規範で定める社会的項目を遵守し、地域とともに成長する事業を目指すべく、事業活動を通じた課題解決への貢献を目指します。

  • お客様への取り組み
  • 製品の安全性の確保および情報の提供
  • 顧客情報管理
  • 従業員への取り組み
  • 労働安全衛生
  • 人材
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • 地域社会への取り組み
  • 地域との共生・ファンづくり

お客様への取り組み

製品の安全性の確保および情報の提供

LIMEX製品の安全性確保は、お客様に安心・信頼をお届けすることであり、企業が社会に対して果たすべき責任であると認識し、当社の事業活動の基盤として位置付けています。当社は、行動規範での「製品の安全」と「製品の環境配慮」の明記に加え、製品安全に関する基本方針を定め、LIMEX製品の安全性強化に取り組んでいます。また、LIMEX製品の安全管理に関して、適切な情報開示を実施しています。

  • 法令順守
  • 化学物質管理法や化学物質審査法等の製品安全に関する法規制を遵守します。
  • 安全性評価
  • LIMEX製品の販売にあたっては、製品の安全性に最大限配慮し、安全性評価を充分に行います。
  • 安全管理
  • 販売したLIMEX製品の安全性に係る情報を把握し、必要に応じて措置を講じます。
  • 環境配慮
  • LIMEX製品の原材料および製造プロセスにおいて環境負荷の低いものを選択します。また、LIMEX製品の取扱や廃棄時に及ぼす環境影響の評価を実施し、継続的に改善に努めます。

製品安全に関する結果

2020年度において、LIMEX製品の製造物責任(PL)等に関する事故はありませんでした。

2018年 2019年 2020年
事故発生件数 0 0 0

安全性情報の提供

LIMEX製品の原材料については化管法*1および化審法*2に基づいて安全性を確認しています。また、LIMEX製品に関するSDS(安全データシート)を準備し製品の安全に関する情報をお客様にご提供しています。

*1:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律
*2:化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律

顧客情報管理

当社の主要製品の一つは名刺であり、お客様の個人情報の適切な管理は事業活動の基盤の一つと考えています。2014年に一般財団法人日本情報経済社会推進協会のプライバシーマークを取得し、個人情報保護に努めています。特にお客様の個人情報を取り扱う社員には個人情報保護についての教育を実施しています。

顧客プライバシーの侵害および顧客データの紛失に関する相談の総件数
2018年 2019年 2020年
総件数 1 0 0

従業員への取り組み

基本データ

2018年

従業員数 女性 男性 平均年齢 産休取得者* 育休取得者*
全社 96 19 77 34.8 0 0
白石工場 41 2 39

2019年

従業員数 女性 男性 平均年齢 産休取得者* 育休取得者*
全社 139 26 113 37.3 1 1
白石工場 59 3 56

2020年

従業員数 女性 男性 平均年齢 産休取得者* 育休取得者*
全社 200 37 163 37.6 1 1
白石工場 59 3 56
多賀城工場 50 9 41

労働安全衛生

社員が健康で安全に働くための職場環境の確保および整備は、職場の活性化や事業の遂行および発展における基盤であり重要課題です。当社では、職場環境に係る行動規範や安全衛生基本方針を定め、より快適な職場の環境作りを推進しています。

安全衛生基本方針

  • 安全衛生法令及び、社内基準を遵守し、より一層の安全衛生管理に努める
  • 「安全はすべてに優先する」を行動で示し、「怪我をしない、させない」の実践定着を図る
  • 職場の危険災害要因の明確化と対策の優先度を定めるリスクアセスメントを実施し、「災害ゼロ」から「危険ゼロ」の安全で快適な職場づくりを推進する
  • 過重労働及びメンタルヘルスによる健康障害を防止するため、衛生管理の充実を図り、社員の健康確保対策を推進する
  • 全社員とのコミュニケーションを深め、全員参加の安全衛生活動を実行していく

安全衛生推進体制

白石工場・多賀城工場では、毎月1回、工場長を含む全ての社員による参加を必須とする安全衛生会議と、産業医・安全管理者・衛生管理者を含む安全衛生委員会を開催しています。 安全衛生会議では、基本方針や年間目標を決定し、安全衛生に係る教育・交通安全・防災の議論、また各担当者によって事前に共有された日々の業務で危険性のある事例への改善点について参加者全員で協議し対策を講じています。

安全衛生に関わる教育

従業員の安全衛生意識を高めるため、新人研修や安全衛生会議等で安全衛生の基本や法律・管理体制・安全衛生推進者の役割・健康障害防止の措置に係る教育を実施しているほか、工場で働く社員全員が救護の講習を受講し、専任者以外の安全意識も高めています。

安全衛生会議

安全衛生委員会

救命救急訓練

業務災害や通勤災害

2022年1月5日に、白石工場は連続無災害1,500日を達成いたしました。

業務災害および通勤災害の総件数

2018年
白石工場 / 多賀城工場
2019年
白石工場 / 多賀城工場
2020年
白石工場 / 多賀城工場
災害件数[件] 0 / - 0 / - 0 / -
休業日数[日] 0 / - 0 / - 0 / -
死亡者数[人] 0 / 0 0 / 0 0 / 0
多賀城工場は2020年10月より稼働

人材

当社は、人材を重要な事業基盤と位置づけており、多様な専門性を持つメンバーの採用とさらなるスキル開発と専門性強化に向けた支援を行っています。また、チームとしての強さを高めるための取り組みにも力を入れています。

人材育成

各拠点で人材育成制度を段階的に導入しており、企業理念の浸透を図る会議や、個人の能力開発を目的とした研修などを実施しています。

研修の様子

ダイバーシティ&インクルージョン

当社は、国籍、民族性、年齢、障害の有無、性別および性自認や性的指向など、あらゆる多様性を理解し、尊重し合うことで、生産性を高め、イノベーションを促進する「ダイバーシティ&インクルージョン」(D&I)を推進しています。
当社社員だけでなく、私たちに関わる皆様がイキイキと活動し、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目的として、2018年9月にD&Iチームを設立しました。D&Iチームは、ロードマップを策定し、社内各部署や他企業などと連携した取組みを実施しています。 >>>D&I Policyはこちら

D&I ロードマップ

取り組み1:『D&I 通信』の発行

社員一人ひとりがD&Iに関する関心を高め、配慮ある行動が取れるよう、ジェンダー、人種、宗教等に関する知識を共有する『D&I 通信』を2018年11月より社内に発信しています。

取り組み2:社内イベントの開催

D&Iというコンセプトを「知る」だけでなく、社員同士が語り合い「共感する」機会として、社内イベントを開催しています。また、多様性の楽しさも感じてもらい、「全ての人がイキイキと働ける環境づくり」を目指しています。

国際⼥性デー

毎年3月「国際女性デー(International Women’s Day)」に女性について深く考える機会として社内向けイベントを開催しています。ジェンダー平等を普段の行動に反映させるため、国連が主導するキャンペーン「HeForShe」へTBMメンバー全員で署名をしています。
2020年の当日レポートはこちら
2021年の当日レポートはこちら

PRIDE @TBM

LGBT+に関する勉強会を実施し、「LGBT+とは?」「性のグラデーションって?」「どんなアクションができるの?」という問いについて参加者全員で学び、話し合いました。 当日のレポートはこちら

地域社会への取り組み

地域との共生・ファンづくり

雇用創出を通じた東北復興支援

当社は、社長の山﨑が東日本大震災直後に被災地に赴き物資等の支援に携わった経験から、設立当初より復興支援への強い思いを持っています。特に、第一プラント(白石工場)は、雇用創出を通じた地域活性化を図るため、被害を受けたエリアの一県である宮城県に建設しました。建設にあたっては、2013年に経済産業省イノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の支援を受け、白石市はもとより被災地からの人材を積極的に採用し事業活動を通じた地域への貢献を目指しています。

2016年には経済産業省「津波・原子力災害被災地雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択されました。2019年8月から宮城県多賀城市に第二プラントの建設を開始し、2019年8月26日~2020年10月4日までの建設工事期間中、災害ゼロを達成いたしました。2020年10月5日の稼働日以来、連続無災害60日を達成しております。(2020年12月31日時点)

当社は、山﨑の目指す「海外から受けた支援を見て育ってきた地元の子供たちが成長したとき、地元の工場で学んだ日本の技術を持って海外で役に立つという流れになるような支援」を実現していきます。

長期雇用できる正規採用により、東北から日本全体へ、さらに水資源や森林資源に問題を抱える世界の国々へと、幅広く活躍する人材の育成と共に、世界に影響を与えるLIMEX製品の実現を目指します。

白石工場・多賀城工場メンバーの声

白石工場メンバー

シフトリーダー|入社4年目

白石工場が稼働して5年、LIMEXの生産について、さまざまな心境の変化がありました。私自身は、何度も挫折を味わい、諦めかけたこともありました。それでも皆で、現在に至るまで、日々失敗や改善を繰り返してきました。「もう5年」「まだ5年」、この5年の捉え方は人それぞれ異なりますが、ヒトもモノも確実に成長しています。 私たちはまだまだ発展途上、一人ひとりがLIMEXを作る使命と責任感を持って、よりよい製品づくりに努めていきます。

総務担当|入社6年目

白石工場が稼働し始めた時にはメンバーの数はたった十数名でしたが、2交替勤務を経て3交替勤務となり、当時の3倍を超えるまでになりました。総務の観点から、一緒に働くメンバーが安全かつ安心して働ける環境づくりに取り組んできました。「新素材をつくる」というミッションは、当時かなり壮大なものに思えましたが、シートから始まったLIMEXは、袋や容器などさまざまなものに姿を変えるようになり、LIMEXの進歩とともに工場メンバーの成長を感じています。 環境づくりだけではなく、総務として信頼を得られるよう、積極的にメンバーとのコミュニケーションを図っています。仕事のこと以外にも一人ひとりの話に耳を傾け、共感し、悩みや考えを共有することで、より一層現場に寄り添えると思うからです。まずは挨拶から、顔を合わせた時には声をかけ、どんな些細なことでも話してもらえる相手であれるよう努めています。

多賀城工場メンバー

製造統括|入社2年目

私は今、白石工場での事前研修を受け多賀城工場の立ち上げに携わっています。 日々のPDCAを経て『より良い工場づくり』から『より良いLIMEXを世の中へ出したい』という気持ちでチャレンジしている毎日です。 製造を統括する役割として、各リーダーやオペレーターを纏めるにあたり、一番重要と感じていることは「安全第一にチーム多賀城として世界へ」という考えを常に持ち続けることです。現在、多賀城工場は建設から竣工を経て、本格的な製造を開始する準備を着々と整えております。そんななかで常に「安全」という言葉の重みを考え、多賀城メンバー一丸となって、足元をしっかりと見定めながら一歩づつ前へ、世界というステージへ向かって歩み続けます。全世界へLIMEXという新たな選択肢が広がってくれれば、これに優る喜びはありません。その日に向かって日々「戦う多賀城工場」をご期待ください。

生産技術|入社1年目

大学時代から一貫して環境・リサイクルの課題解決に取り組んできた私にとって、TBMのビジョンは心から実現したい未来像でした。TBMとともにサステナビリティ革命に挑戦したい。そんな想いをもってTBMにジョインしました。 私が生産技術という役割で携わっている多賀城工場は、まだ立ち上げ段階ではありますが、LIMEXのグローバル展開に向けたモデル工場という位置付けです。多くのステークホルダーやTBMメンバーの期待と責任を背負っています。それに応えるためにも、日々課題に向き合って奮闘しています。「どうすれば高品質な製品を効率良く製造できるか?」をオペレーターとともに真剣に考え、仮説検証を繰り返しながら、理想とする姿に着々と近づいていることを実感しています。

取材|2021年5月

「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」および「津波・原子力災害被災地地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」について

本補助金は、経済産業省の事業として、東日本震災で特に大きな被害を受けた津波浸水地域(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県)及び原子力災害により甚大な被害を受けた避難指示区域(避難指示が解除された地域)等の復興を加速するため、これらの地域において向上などを新増設する企業に対し、その経費の一部を補助することにより、企業の立地を円滑に進め、雇用の創出を通じて地域経済の活性化を図ることを目的とします。

社会経済的コンプライアンス

社会経済的コンプライアンス違反の数は以下の通りです。

2018年 2019年 2020年
総件数 0 0 0

報告の構成と期間:
※参考ガイドライン:GRI スタンダード
※対象時期:
2018年:2018年4月1日 - 2018年12月31日
2019年:2019年1月1日 - 2019年12月31日
2020年:2020年1月1日 - 2020年12月31日

関連情報