プレスリリース

  • TBM

温室効果ガス削減に対する「科学的根拠に基づく目標(SBT)」認定を取得し、 AmazonとGlobal Optimismが共同で立ち上げた「The Climate Pledge」に署名

~国際的なイニシアチブへの参加で、脱炭素社会の実現に向けた活動を促進~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、温室効果ガス削減目標に対するSBT(Science Based Targets)イニシアチブ(以下SBTi)による「1.5℃目標」認定を取得、またAmazonとGlobal Optimismが共同で立ち上げた「The Climate Pledge」(気候変動対策に関する誓約)に署名しました。

SBTi(Science Based Targets initiative)
2015年に国連グローバル・コンパクト、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)およびWWF(世界自然保護基金)が共同で設立した国際的な気候変動イニシアチブで、科学的知見と整合した温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進しています。SBTiからの認定を受けることで、企業・団体の温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定における「世界の気温上昇を産業革命前より2度を十分に下回る水準に抑え、また1.5度に抑える努力を追求すること」という目標に準拠していることを公的に宣言することができます。

気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)
AmazonとGlobal Optimismは2019年、パリ協定よりも10年早く、2040年までにネットゼロカーボンを達成することを公約する「気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)」を共同で立ち上げました。2022年3月現在、The Climate Pledgeに署名した企業は300社以上となり、炭素排出量の削減のための商品やサービスの需要が今後、急速に拡大することを示しています。
詳細については、www.theclimatepledge.comをご覧ください。


概要

TBMは自社製造拠点での再生可能エネルギーの電力の導入や、国際環境情報開示プラットフォームである CDP の気候変動の質問票への自主回答など、気候変動に対して多様なアプローチで取り組んでいます。2021年8月、創業10周年を機に「TBM Pledge 2030」として野心的な目標を掲げ、「2030年までにカーボンネガティブを実現する」ことを誓いました。この「TBM Pledge 2030」における温室効果ガス排出削減目標は、SBTiの定める基準を満たすように検討・設定されましたが、この度、パリ協定で示された「1.5℃目標」を満たす科学的根拠に基づく目標として正式にSBTiより認められました。また、この度、TBMは300社を超える企業が参加するThe Climate Pledgeに署名し、下記の3点に同意しました。

・温室効果ガス排出量の定期的な計測と報告
・効率改善、再生可能エネルギー、原材料削減、その他の炭素排出量削減戦略など、ビジネス変革やイノベーションを通じ、パリ協定に沿った脱炭素化戦略を実行
・本質的かつ永続的で、定量化ができる社会に有益なオフセットを追加し、残りの炭素排出をカーボンニュートラル化し、2040年までに年間炭素排出量の実質ゼロ化を実現

TBMは、企業理念体系「TBM Compass」や野心的な目標「TBM Pledge 2030」を踏まえたTBMの想いや活動、そして体制を1つの冊子にまとめた「Vision Book」を2022年1月に公開しました。この度の国際的なイニシアチブへの参加や「Vision Book」などを通じて更に幅広いステークホルダーと対話・連携することで、「サステナビリティ革命」の実現を目指して参ります。

・TBM Compass:https://tb-m.com/pdf/TBM_Compass.pdf
・TBM Pledge 2030:https://tb-m.com/company/pledge/
・TBM Vision Book:https://tb-m.com/pdf/TBM_VisionBook.pdf