プレスリリース

  • TBM

TBMは、東京建物、ブリヂストン、神奈川県葉山町と連携し、 プラスチック資源循環に向けて、オフィスや一般家庭から排出される 廃プラスチックのマテリアルリサイクルを推進

株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 執行役員:野村均、以下東京建物)、株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区、取締役代表執行役Global CEO:石橋秀一、以下ブリヂストン)、神奈川県葉山町(庁舎:神奈川県葉山町、町長:山梨崇仁、以下葉山町)と連携し、2021年3月から5月末にかけて、ブリヂストン本社オフィス(東京スクエアガーデン)と葉山町の家庭より排出される使用済みプラスチックを回収し、自動選別装置で選別された資源プラスチックを用いてマテリアルリサイクル* の実証実験を実施することをお知らせいたします。

2021年3月9日、身の回りで使われている様々な使い捨てプラスチック製品の削減を目指す、新法案「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」が2022年に施行されることが閣議決定されました。本法案が施行されることでレジ袋に続き、コンビニなどでもらえるフォークやストローなどの使い捨てプラスチックの利用量を削減することで、プラスチックによる環境汚染の抑制に貢献することが目指されています。また、家庭から出るプラスチックごみ全般の一括回収も2022年より開始される予定です。

TBMは、今後高まる市区町村、排出事業者の要請に迅速に応じることができるよう、先行してプラスチックの資源循環スキームを構築し、全国的なマテリアルリサイクルの推進に貢献することを目指して参ります。


事業概要

TBMは、使用済みプラスチック製品や石灰石を主原料とするLIMEX(ライメックス) 製品を再び資源として活用する新たなブランド「CirculeX(サーキュレックス)」を 2020年7月に立ち上げました。世界全体で高まる再生材料やプラスチック代替素材へのニーズに応えるべく、CirculeXを資源循環を促進する素材として、ごみ袋をはじめ、幅広い領域での製品開発を目指すと共に、原材料となる使用済みプラスチックの回収・運搬・選別・製品化に携わるパートナーと協同することで、サーキュラーエコノミーの社会実装を目指しております。また、使用済みのプラスチック製品や LIMEX 製品の回収を促進する「CirculeXアプリ」のサービスを2021年1月より開始しました。消費者の皆様は回収拠点にてアプリを通じて「ごみ」を「CirculeXポイント」と交換することができ、TBM が運用する EC サイト「ZAIMA」や社会貢献団体への寄付として使用することが可能です。

本実証実験では2021年3月から5月末にかけて、オフィスや一般家庭から排出される混在廃プラスチックと家庭系製品プラスチックを、排出事業者・自治体、物流事業者及び資源選別事業者と協力し、回収・選別し、TBMの研究施設にてその物性評価を行った後、製品試作を行い、全国的なマテリアルリサイクルの推進に向けて、プラスチックの資源循環スキームのモデルづくりを進めます。