プレスリリース

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TBM、石灰石を主原料とする「LIMEX Bag」が 佐藤製薬のレジ袋に採用

~石油由来プラスチックとCO2を削減、環境負荷軽減の取り組みに貢献~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤誠一、以下佐藤製薬)の製品を取り扱う販売店のレジ袋に、石灰石を主原料とした「LIMEX Bag(ライメックスバッグ)」が採用されたことをお知らせ致します。

従来の石油由来プラスチック製のレジ袋をLIMEX Bagへ切り替えることにより、年間で石油由来プラスチックの使用量を約40%、温室効果ガス排出量を約11%削減できる効果*1があると見込んでいます。10月中旬より、順次使用が開始されています。

今後TBMは、製薬業界やドラッグストアへLIMEX Pellet(ライメックスペレット)及びLIMEX Sheet(ライメックスシート)を使用した製品の導入を進めて参ります。

*1 株式会社TBM による簡易LCA(2020 年)より(原材料調達~ 処分|重量ベースでの比較)| 製造条件によって変動の可能性あり


概要

持続可能な開発目標(SDGs)やプラスチック問題の課題解決に向けて、企業の対応が求められています。近年、海外で使い捨てプラスチックを規制する動きは強まり、既に127カ国以上*2がレジ袋の使用を厳しく制限している他、欧州連合(EU)は使い捨てプラスチックを禁止する法案が可決されています。日本国内でも、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略のひとつとして、経済産業省より2020年7月より「レジ袋有料義務化」が義務付けられています。

佐藤製薬では、LED照明の採用や屋上緑化、太陽光発電パネルの設置、廃棄物を資源へとリサイクルするなど環境に配慮した取り組みを実施しています。この度、CO2排出量の削減および省資源を目指す取り組みの一つとして、ショッピングバッグの素材切り替えを検討する中で、石灰石を主原料とする「LIMEX Bag」の環境性能を評価頂き、採用に至りました。
*2 United Nations Environment Programme(2018). Legal Limits on Single-Use Plastics and Microplastics: A Global Review of National Laws and Regulations