お知らせ
- TBM
当社元社員による機密情報の不正利用における懲戒解雇処分について
株式会社TBMは、当社元社員の水野英二に対して下記の通り懲戒処分を下しましたのでお知らせします。
当社では、企業価値の向上のためにはコンプライアンスを徹底することが不可欠であると考えておりました。特に情報管理に関しては、機密情報について不正競争防止法を念頭に秘密情報管理の仕組みづくりなどを通じて情報漏洩に関する未然防止および社員の教育と啓蒙に努めて参りました。
下記、コンプライアンス委員会にて下した懲戒処分の内容をお知らせします。
１．懲戒処分の内容
懲戒解雇（2023年8月31日付け）
懲戒解雇を受けた元社員
水野英二（次世代事業推進室 室長）
２．懲戒処分の理由
・当社元社員である次世代事業推進室 室長の水野英二（以下「水野氏」といいます。 ）が、以前より当社が推進していたCCU事業に関する製品開発や事業開発していた際に得た情報や出願準備中の特許に関する資料など営業秘密に該当する情報を無断で外部データベースに移動させ、営業秘密を私用で利用しようとしました。刑事罰も伴う不正競争防止法に対する違反の可能性もあったため、コンプライアンス委員会を立ち上げ、厳正に調査をいたしました。
・水野氏がCCU事業に関する権利が確定することを妨害することを目的で、特許出願手続を遅延させました。
・水野氏が当社の業務に専念せず、当社の他社員らと共謀し、転職ないしCCU事業を当社の管轄外で独立した事業として行うことも画策し、他社との間で面談、商談及び連絡を多数回にわたり行い、その面談の中で社外秘の情報を伝えていました。
上記の水野氏による行為は、当社の就業規則に違反するものであり、コンプライアンス委員会において、 懲戒解雇処分を下しました。
３．今後の再発防止策等
弊社としては、本件に関して水野氏が不正競争防止法に違反する行為等が認められた場合は、厳正に対処します。また、社員に対してコンプライアンス法令遵守を再度周知し、再発防止他、日常業務の中で高い倫理観と責任感を持ったコンプライアンスの実現に取り組んで参ります。