プレスリリース

  • 横須賀工場

TBM、横須賀工場から出荷される再生素材のトレーサビリティを確保するための実証実験をJEMS社と実施

デジタルツールを活用した資源循環の可視化を通じて、再生素材の価値向上を図る

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、株式会社JEMS(本社:茨城県つくば市、代表取締役:須永裕毅、以下JEMS)の提供する資源循環の価値証明サービス「Circular Navi(サーキュラーナビ)」を活用し、TBMが運営する横須賀工場で受け入れる使用済みの「LIMEX(ライメックス)」やプラスチックなどの資源と廃棄物のトレーサビリティを確保する実証実験を2023年2月より開始しました。

2022年11月に竣工したマテリアルリサイクルプラント「横須賀工場」は、年間4万トンという国内最大級の処理能力を有しており、使用済みLIMEX製品やプラスチック製品を回収し、自動選別を行っています。横須賀工場では再生ペレットを生産することもでき、再生素材「CirculeX(サーキュレックス)」は、すでに国内外の取引先へ出荷されています。

JEMS社のCircular Naviを活用することで、横須賀工場が受け入れた資源のサプライチェーン情報を可視化でき、横須賀工場から出荷される再生LIMEX(使用済みのLIMEX製品を再ペレット化した「LIMEX UP Pellet」)やCirculeXが「どこから来た」「何を原料とした」再生素材であるか追跡することができます。本実証実験を通じて、トレーサビリティを確保し、再生工程を可視化することで再生素材の価値向上に繋げる仕組みを検証していきます。

TBMの資源循環事業とは:https://tb-m.com/business/circulation-about/
CirculeXとは:https://tb-m.com/business/circulation-material/
TBMのプラスチック資源循環促進への対応:https://tb-m.com/sustainability/plastic-circulation/


背景

石油由来のバージンプラスチックの使用量を削減する企業が増え、環境に配慮した再生素材へシフトする動きが強まっています。世界の再生プラスチックの市場規模は、2021年に377億5,000万米ドルとなり、2022年から2027年の間に年平均成長率5.09%で推移し、2027年には511億5,000万米ドルに達すると予測されています*1。そのような中、再生素材に求められる品質基準が高くなっており、静脈産業に関わる企業は様々な方法でトレーサビリティの確保やルートの可視化に乗り出しています。
*1 Recycled Plastics Market: Global Industry Trends, Share, Size, Growth, Opportunity and Forecast 2022-2027


実証実験概要

竣工当初より、横須賀工場に搬入される使用済みLIMEXやプラスチック等の資源や廃棄物はロットごとに管理しています。工場内のラインごとのトレースデータをCircular Naviに取り込むことで、再生素材ごとの原料排出元や製造年月日、再生工程を可視化することができます。本取り組みを通じて生産された再生LIMEXやCirculeXは、国内外の取引先へ届けられる予定です。本実証実験を通じて、サプライチェーンを可視化することが、再生素材の価値向上に繋げられるかを検証していきます。