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Jリーグ・ベガルタ仙台と連携し、スタジアムで使用されたLIMEX製カップを回収・再資源化し、宮城県産木材の木粉を混ぜ合わせた人工木材製のベンチを宮城県南三陸町へ寄贈

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、この度、公益社団法人日本プロサッカーリーグに加盟する「ベガルタ仙台」を運営する株式会社ベガルタ仙台(本社:宮城県仙台市青葉区、代表取締役社長:佐々木知廣、以下ベガルタ仙台)と連携し、2022シーズンにホームスタジアムで使用されたLIMEX製カップを回収・再資源化し、地域資源である宮城県産木材の木粉を混ぜ合わせた人工木材製のベンチを宮城県南三陸町の「ベガルタ仙台 平成の森運動場」へ寄贈しました。
今後TBMは、宮城県内をはじめ新素材LIMEXのさらなる普及拡大と資源循環を推進し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化してまいります。


背景

TBMは、石灰石を主原料とするリサイクル可能な新素材「LIMEX」の開発・製造・販売しています。資源保全やCO2 排出抑制による気候変動問題への貢献などが評価され、現在、国内 10,000 社以上(*)の企業や自治体で、プラスチックや紙の代替素材として、LIMEX を導入いただいています。また、世界中でニーズが高まる循環型社会の実現に向けて、自治体や企業とのパートナーシップを強化し、資源循環モデルの普及を推進しています。宮城県内においては、白石市と多賀城市に自社製造拠点を構え、県内の雇用創出に努めているほか、白石・多賀城の2工場は実質100%の再生可能エネルギーで稼働しています。
ベガルタ仙台は、チーム創設以来、ホームタウンや活動区域(宮城県)におけるスポーツの普及、社会・地域振興をクラブの理念、基本方針に掲げ、地域に根ざした様々なホームタウン活動を行なっています。また Jリーグのクラブとして初めてスタジアム内でのゴミ分別回収を実施するなど、チーム全体として環境意識の高いクラブ運営に取り組んでいます。
*2022年11月時点 事業所登録数含む


概要

TBMとベガルタ仙台は、スタジアムを拠点としたサステナビリティ活動の推進に向けて、2019年からLIMEX製クリアファイルやショッピングバッグの利用を開始し、2022年7月には循環型イノベーションの創出及び地域活性化への貢献を目的とする連携協定を締結しました。
本協定におけるLIMEXの資源循環の取り組みの第1弾として、ホームスタジアムで使用されるLIMEX製カップのマテリアルリサイクルを推進してきました。2022シーズンに使用されたLIMEX製カップはチームボランティアスタッフによる回収の後、再資源化し、宮城県産木材の木粉を混ぜ合わせた人工木材製ベンチに再製品化しました。
ベガルタ仙台が宮城県内で実施するホームタウン活動の一環として、2023年1月、南三陸町の佐藤仁町長をはじめとする町内職員や南三陸町立伊里前小学校の児童が参加したセレモニーにて、再製品化したベンチを宮城県南三陸町の「ベガルタ仙台 平成の森運動場」へ寄贈しました。

  

TBMの公式Youtubeチャンネルでは、ファンやサポーターも参加したLIMEX製品の回収の様子や、LIMEXの普及や資源循環を通じて、持続可能な社会の実現に向けたTBMとベガルタ仙台の想いを収録したメッセージ動画を公開しています。
・「メイドイン宮城で広がる、東北から世界への挑戦 | ベガルタ仙台×TBM スタジアム発のLIMEX資源循環」
https://youtu.be/TIY-h9QPDqI