お知らせ

経済産業省「自治体と地域課題解決に取組むスタートアップの官民連携に向けた実践ガイド」にTBMの取組事例が掲載

社会・環境的効果(「インパクト」)の創出を、経済・社会の成長・持続可能性の向上に結び付ける好循環を実現していく観点から、2023年11月、産官学金等による幅広い連携を促す対話・発信の場として、インパクトコンソーシアムが設立発起されました。

 

令和6年度のインパクトコンソーシアム官民連携分科会の成果物として、先進的な自治体・スタートアップ・関係省庁等の有識者や、分科会メンバーのノウハウ・意見を基に、官民連携に資する実践方法・ノウハウ・事例等の情報を集約した実践ガイド(初版)「自治体と地域課題解決に取組むスタートアップ官民連携に向けた実践ガイド」が発行され、TBMの連携協定からビジネスマッチングに展開した取組事例が紹介されました。

 

第五章 官民連携編 出口②自治体”を介して”広める(共同プロモーション等)

STEP1:連携協定による関係性づくり
鯖江市とのLIMEXのアップサイクルを軸とした地域モデル構築を目指す連携協定について、多賀城市とのCR(カーボンリサイクル)素材や環境配慮型の製品の社会実証・実装に向けた包括連携協定の締結、横浜市との「循環型イノベーションの実現」を目的とする協定について紹介されています。

 

STEP2:企業や住民向け(toB/C)や公共調達(toG)による展開
鯖江市、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科、産地組合、企業が活動する「工芸みらいプロジェクト」において、越前漆器協同組合青年部との連携により、LIMEX素材を採用した漆仕上げのiPhoneケースをクラウドファンディングを活用して資金調達の目標を達成した取組。
また、多賀城市とTBMで随意契約を結び、宮城県と県内市町村、宮城県土地開発公社で構成される宮城県企業立地セミナー実行委員会が主催する「宮城県企業立地セミナー in Nagoya」において、上市して間もないカーボンリサイクル技術を用いた低炭素素材「CR LIMEX」製の鉢が来場者への配布物として採用されました。

 

地域との共創に基づくGX・循環型社会の実現に向けた実践事例として、ぜひご覧ください。

 

掲載箇所:第5章 官民連携編(4)出口② 自治体“を介して”広める(共同プロモーション等)(P103〜104)