資源循環プロデュース事業
事業所から排出される廃プラスチックや、市場に流通する再生可能な資源を有価で買い取り、必要とする業者とのマッチングを提案します。取り扱う廃プラスチック(熱可塑性樹脂)はスクラップ、粉砕、ペレット等の形状を問わず、高度選別機や材料設計技術の活用、再生原料コンパウンダーとの協働により再生材料の品質を向上させます。日本国内の資源循環スキーム(クローズドループ)を構築し、廃棄物そのものの量の削減に貢献してまいります。
全国で100社以上の豊富なリサイクルパートナー
- 国内プラスチック取扱量 約35,000㌧(2023年度)
- リサイクルパートナー企業数: 約250社(国内外)
- 回収から一次加工まで一気通貫で対応
東南アジアなどの海外商流にも対応
- GRS認証、RCS認証を取得
- 海外拠点の資源循環もサポート
- 三国間貿易も対応可能
有価物だけでなく、廃棄物も有効な資源へ
- リサイクルが難しかった産業廃棄物も資源化
- 有価物と産廃の一括引受で手続きの効率化
- 処分業許可証:第05822230314号
取り扱い形状一覧
- スクラップ
- ベール
- ロール
- インゴット 他
取り扱い品一覧
- 建設端材全般
- 再⽣ペレット各種
- 使⽤済み⾃動⾞由来プラスチック
- 使⽤済み家電由来プラスチック
- 不織布プラスチック 他
取り扱いプラスチック一覧
- LDPE(低密度ポリエチレン)
- L-LDPE(直鎖上低密度ポリエチレン)
- HDPE(高密度ポリエチレン)
- PP(ポリプロピレン)
- HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)
- GPPS(汎用ポリスチレン)
- ABS樹脂、PC(ポリカーボネート樹脂)
- PA(ナイロン樹脂)
- エンジニアリングプラスチック 他
クローズドループの導入事例
企業や自治体から排出された使用済みのLIMEXやプラスチックを再生・再製品化し、再び資材等として戻すクローズドループをプロデュースしています。
株式会社ナック(クリクラ)
繰り返し利用する(リユース)工程で、キズがついたボトルを廃棄せずに、ボールペンに再製品化。
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アドベンチャーワールド
園内で使用されたLIMEXカップ及びLIMEXシート製のパークガイドをパーク内で回収し、パーク内のレストランで使⽤するトレーとして再製品化。
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株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
デニーズ全店で使用されたLIMEX製メニュー表を回収し、デニーズで使用されるドリンクバーのトレーに再製品化。
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TANAKA ホールディングス株式会社
LIMEX Sheetに印刷されたCSR報告書を回収し、コースターに再製品化して全従業員に配布。
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Jリーグ・ベガルタ仙台
スタジアムで使用されたLIMEX製カップを回収し、再資源化したLIMEXを使用したベンチを宮城県南三陸町へ寄贈。。
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資源循環が求められる背景
2030年までに、プラスチックの「再生利用を倍増」
海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化の幅広い課題に対応するため、政府では、2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」を策定。 2030年までに、プラスチックの「再生利用を倍増」させるマイルストーンが掲げられている
焼却・最終処分される量を大幅に削減
2024年6月の閣議決定を目指す「第5次循環型社会形成推進基本計画(案)」においても、「排出された廃プラスチックについては、マテリアルリサイクル及び循環型ケミカルリサイクルで素材循環重視のリサイクルを行い、焼却・最終処分される量を大幅に削減する」との方針が掲げられている。
参考:「第五次循環型社会形成推進基本計画(案)」(2024年、環境省中央環境審議会循環型社会部会(第52回)資料)プラスチックの焼却量を515万トンから278万トンまで削減
「地球温暖化対策計画」(21年10月22日閣議決定)では、廃棄物関連でのCO2排出削減について「廃プラスチックのリサイクルの促進」に最大の重きを置き、2030年度にプラスチックの焼却量を2013年度の515万トンから278万トンまで削減し、プラスチックの焼却によるCO2排出量を2013年度の1378万トンから640万トンへの削減を目標としている。
参考:「地球温暖化対策計画」( 2021年、環境省)