プレスリリース

  • ZAIMA

TBMが運営するECサイト「ZAIMA」、 米「EcoCart」とアジア初の連携により、配送時のカーボンオフセット機能を導入

〜製品配送におけるCO2排出量の可視化・植林や森林保護活動への寄付を開始〜

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、EcoCart(本社:米国サンフランシスコ市、CEO:Dane Baker)が提供するカーボンオフセット*機能をアジアで初めてTBMが運営するECサイト「ZAIMA(ザイマ)」に導入します。EcoCartは、複数の大学などのライフサイクルアセスメントの研究結果を組み合わせ、独自に構築したアルゴリズムによってECにおける製品の製造工程や物流工程でのCO2排出量を算出し、国際基準に則り検証されたカーボンオフセットのプロジェクトと連携しています。

ZAIMAを通じて、各製品の配送におけるCO2排出量をEcoCartが提携している森林植樹などのカーボンオフセットプログラムへ寄付することで、オフセットが可能になります。今後、ZAIMAでは、EcoCartのカーボンオフセット機能を提供することから、製品の購入時に、配送がもたらす環境に対するインパクトを正しく理解でき、さらに環境に配慮した製品選択の在り方を追求していきます。

*カーボンオフセットとは、日常生活や企業等の活動で、どんなに努力をしても発生してしまうCO2(=カーボン)を、森林による吸収や省エネ設備への更新により創出された他の場所の削減分で埋め合わせ (=オフセット)することです。

TBMの運営するECサイト「ZAIMA」:https://zaima.in/


ZAIMAと本サービス導入内容について

ZAIMAは、素材の環境負荷に着目して商品を揃えます。再生素材、カーボンニュートラルな素材、そして枯渇性リスクの低い素材などの環境配慮型素材を用いるなど、マーケットプレイスの商品ラインアップのポリシーを定め、斬新なテクノロジーによって生まれたエッジの効いた製品を販売していきます。また、ZAIMAは、製品そのものの提供に留まらず、製品や素材のライフサイクルによる環境影響や関連する環境情報を明示しながら、廃棄物の削減とリサイクルを促進する仕組みも併せて整えていきます。これにより、製品単位のみならず、マーケットプレイス全体で地球にリジェネラティブ*な影響を与えていくことを目指します。
* リジェネラティブとは、自然環境への悪影響の抑制だけでなく、むしろ自然の豊かさを再生させるような働きかけのこと

今回のEcoCartとの提携では、ZAIMAで製品購入時に配送におけるCO2の排出量を計算し、カーボンオフセットするための金額を提示します。購入者はカーボンオフセットのための寄付を製品購入に合わせて決済することが可能となります。ZAIMAを経由してEcoCartに支払ったカーボンオフセット代金は、EcoCartが提携している植林などのカーボンオフセットプログラムへ寄付されます。EcoCartとの連携開始時点では、配送に関して代表的な梱包形態、配送手段、配送距離に基づいてCO2の排出量を計算しますが、今後配送パートナーなどからの情報を元に、個々の配送毎により精度が高いCO2の排出量を計算していく予定です。


Dane Baker/EcoCart CEOからのメッセージ

EcoCartは、ShopifyやBigCommerceなどの主要なeコマースプラットフォームとのパートナーシップを通じ、CO2排出量を削減するカーボンオフセットプロジェクトを支援することで、1,000を超えるECブランドによるカーボンオフセットを支援してきました。各ECブランドは、購入者の注文毎に世界をより良い環境にすることができることに加えて、購入者のロイヤリティを高め、購入時のコンバージョンを改善しています。平均して、消費者の28%は自身の注文をカーボンニュートラルにするために少し余分にお金を支払うことを選択しています。TBMとの提携により、EcoCartがZAIMAに連携され、何千何万もの購入者が容易にカーボンオフセットを行えるようになり、他のEC事業者がカーボンオフセットを利用することにも繋がっていきます。