当社元社員の不正競争防止法違反容疑に伴う家宅捜索について

2023年8月末にコンプライアンス違反による懲戒解雇処分を受け当社を退職し、現在、合同会社Arcoiris CEOの水野英二、同内容で出勤停止の懲戒処分を受けた後、自主退職し、合同会社Arcoiris業務執行役員の井原大貴、同内容に関与した当社元社員の佐々木駿が警視庁に不正競争防止法違反の容疑で家宅捜索を受けました。

　

当該元社員の水野英二は、2023年9月1日にお知らせした内容のとおり、在職期間中に当社の次世代事業を推進する役職にありながら、不正に当社営業秘密を持ち出したため、懲戒解雇処分としていました。しかしながら、その後も引き続き本件に関わる活動を行い、警視庁により家宅捜索を実施されるに至りました。

　

・当社元社員による機密情報の不正利用における懲戒解雇処分について（2023年9月1日）

　

現在も捜査中のため、詳細は差し控えさせていただきますが、引き続き、捜査当局に全面的に協力し、当該元社員への損害賠償請求を含めた措置も視野に入れて、今後の対応を検討していきます。

　

なお、これまで当社は全社員に対し秘密保持契約の締結やコンプライアンス研修などに取り組んでおり、特に情報管理に関しては、機密情報について不正競争防止法を念頭に秘密情報管理の仕組みづくりなどを通じて、専門機関のアドバイスもいただきながら、情報漏洩に関する未然防止および社員の教育と啓蒙に努めて参りました。再発防止に向けたいっそうの取り組みを実施して参ります。

　

今後、当社から公表すべき事柄が発生した場合には、速やかに発表いたします。