プラスチックと比べた時のLIMEXの特徴は？

■温室効果ガス（CO₂）排出量の削減
LIMEXは、主原料（重量比50%以上）として炭酸カルシウム（石灰石）を使用することで、石油由来プラスチックの使用量を抑制しています。そのため、ポリプロピレンやポリエチレンなどの一般的なプラスチックと比較して、原材料の調達から製造、使用、そして最終的な処分（焼却）に至るまでのライフサイクル全体におけるCO₂排出量を削減することが可能です*1。

■枯渇リスクのある資源の保全に貢献
LIMEXは、プラスチックの代替素材として、枯渇資源である石油の保全に貢献することができます。製品や用途によっては、LIMEXの製造に必要な石油由来プラスチックの使用量は、一般的なプラスチックの半分程度に抑えられています。

なお、石灰石の枯渇に関する懸念については、FAQ「石灰石を使うと採掘に伴う環境や社会への影響がありませんか？」をご参照ください。

（*1）当社ではライフサイクルアセスメント（LCA）と呼ばれる科学的な手法を用いて、製品のライフサイクル全体で生じる環境影響を定量的に評価し、その結果を素材開発にフィードバックしています。LCAの実施にあたっては、客観性を確保するために、一般社団法人サステナブル経営推進機構などの第三者専門機関の支援を受けています。