プレスリリース

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TBM、Diversity & Inclusion の更なる推進に向けて「D&I Policy」を策定

~企業のD&I推進を評価する「D&I Award」、LGBT+の取組指標「PRIDE指標」にて高評価を獲得~

株式会社 TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、Diversity & Inclusion(ダイバーシティ&インクルージョン、以下D&I)の更なる推進を目的とした「D&I Policy」の策定、及びこれまでのD&Iの取り組みへの評価による「D&I Award」のベストワークプレイス認定、「PRIDE指標」のシルバー認定を獲得したことをお知らせ致します。

「D&I Policy」は、TBMのビジョンである「100年後でも持続可能な循環型イノベーション」の実現に向け、一人ひとりの個性や経験知を持つメンバーが互いの「違い」を尊重し合い、イキイキと活動できる環境づくりを加速させるために策定されました。弊社は今後とも、社員が働きやすい環境づくりや多様性を尊重し、社会全体のD&Iを促進させ、進みたい未来へ、橋を架けます。


背景

グローバル化による価値観の多様化やイノベーションの加速、職場環境の変化などが進む中、企業には多様性を活かし合う風土と仕組みの構築が求められています。TBMの地球規模の挑戦には、多様性を尊重し強みとする組織づくりが不可欠であり、その土壌づくりのため、2019 年よりD&Iの取り組みを開始しました。例えば、ジェンダー・人種・宗教等に関するナレッジを共有する「D&I通信」の発行や国際女性デーに合わせたイベントの開催等、様々な取り組みを行ってきました。一人ひとりがD&Iに関心を持ち「理解する」だけでなく、社員同士が語り合い「共感する」機会を作ることで、配慮ある行動を心掛けられる組織づくりに努めています。また、2020年11月に策定した企業理念体系「TBM Compass」では、TBM で働く一人ひとりに求める思考や行動を目的や状況別に定めたものを「ValuesX(バリューエックス)」 と総称しています。その中で、D&I の観点に配慮した行動を「TBM Sustainable Style」として策定し、D&Iの実践を進めています。


D&I Policy の策定

TBMでは、「100年後でも持続可能な循環型イノベーション」の実現に必要不可欠なD&Iの推進を更に加速させるために、日本国内の企業では先駆的な取り組みとなる「D&I Policy」を策定しました。目指すべき組織像の実現、そして社会全体におけるD&I推進への貢献を目指し、以下の4つのことに取り組みます。

1.D&Iを学び、自分ゴト化できる機会をつくり、多様性を尊重できていない言動があった際に指摘しあえる環境づくりを行います。

2.採用、組織開発において多様性を歓迎する仕組み・制度づくりを行い、挑戦する機会を全ての人へ平等に提供します。

3.研究・開発、調達、生産、販売、コミュニケーションなどのあらゆる事業活動において、多様なニーズを捉え反映していきます。

4.自社の取り組みを積極的に社外へ発信し、製造業、スタートアップ業界などにおけるD&I推進を目指します。

今回策定した「D&I Policy」は、組織の成長と合わせて今後随時アップデートしていく予定です。また、D&Iの社内推進体制を強化し、経営陣を含むサステナビリティ委員会においてD&I推進状況を報告・協議することで、D&I推進のアクションを加速させていきます。
D&I Policy:https://tb-m.com/privacy/dandi/


「D&I Award」ベストワークプレイス認定、「PRIDE指標」シルバー認定を獲得

この度TBMは、D&Iに取り組む企業を認定・表彰する日本初の表彰制度「D&I Award」において最高評価であるベストワークプレイス認定を獲得し、また職場におけるLGBT+などのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT+)に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」においてシルバー認定を獲得いたしました。D&Iを「知る」「共感する」「実践する」「拡げる」というサイクルで展開してきた様々な取り組みが評価され、今回の認定を獲得することができました。2022年以降は、従業員がさらにイキイキと活動できるような社内体制の構築および人事制度の策定を進めていく予定です。

[TBMにおける主なD&Iの取り組み]
・D&Iに関する新入社員・全社研修の実施
・社内報や社内ポータルを活用したD&Iを学ぶ機会の創出
・メンバー参加型のD&Iイベント開催
・アライステッカーの作成・配布
・LGBT+向け就活・転職イベントでの登壇
・D&Iの取り組みやLGBT+に対する考え方に関する社外への発信

●「D&I Award」とは
D&I Awardとは、D&Iに取り組む企業を認定・表彰する表彰制度です。全国の応募企業のD&Iの取り組みを、独自の指標で部門別に採点し、4つのランクに分けて認定します。上位16社の中から「D&I Award大賞」4社、「D&I Award賞」12社を選出します。アワードを通して、D&Iに取り組む企業、取り組もうとしている企業に着目、後押しすることで、日本のD&Iの発展と加速を目指します。
D&I Awardについて:https://diaward.jobrainbow.jp/

●「PRIDE指標」とは
PRIDE指標は、日本初の職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標です。2016年6月に、任意団体「work with Pride」が、企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現することを目指し策定しました。PRIDEの各文字に合わせ、”Policy (行動宣言)“”Representation (当事者コミュニティ)“”Inspiration (啓発活動)“”Development (人事制度・プログラム)“”Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)“の5要素を指標化し、各企業を評価するものです。
PRIDE指標について:https://workwithpride.jp/pride-i/

D&I Teamコメント
「D&I Policy」は、策定したことがゴールではなく、これを浸透し、TBMのカルチャーとしていくことで初めて意味を成します。組織の拡大やグローバル化が進む中で、多様なバックグランドを持つメンバーがさらにイキイキと働ける環境を全員で作り上げ、地球規模の多様なニーズを満たせるイノベーションに繋げていきたいと考えています。 社内外からのフィードバックを積極的に受け取り、これからもTBMらしく、ありたい姿から逆算したD&I推進を行います。進みたい未来へ、橋を架けるために。