プレスリリース
- TBM
TBM、知財活用ベンチャーとして「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞
~ LIMEXのグローバル展開における知的財産活用の取り組みを評価~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下 TBM)は、経済産業省特許庁が表彰する令和 4 年度「知財功労賞」において、知財活用ベンチャーとして「経済産業大臣表彰」を受賞いたしました。
経済産業省特許庁では、毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています。
TBMは、「進みたい未来へ、橋を架ける」をミッションに、日本発の技術・価値観・仕組みによる「サステナビリティ革命の実現」に挑戦しています。石灰石を主原料とする新素材「LIMEX(ライメックス)」など環境配慮型の素材・製品の開発では、知財面と連携した体制を構築しています。また、世界 40ヵ国以上で特許を取得し、技術輸出を通じたグローバルでの事業拡大に向けて、既存設備を活用したファブレスによる海外生産を開始しています。このような知的財産を活用した取り組みが評価され、この度の受賞に至りました。
今後もTBM は、持続可能な社会の実現に向けて、国内外での更なる事業成長に資する知財体制の強化に取り組んで参ります。
受賞のポイント
・ 経営管理部の一機能として知財機能を有しており、経営方針に沿った戦略的な知財対応を可能としている。さらに、週次で開催されるテクノロジーセンター全員が出席する技術討論会に知財担当が出席し、開発状況の進捗把握と共に、適宜、開発テーマに対する知財面でのアドバイス、サポート(発明発掘を含む)が出来る体制を構築している。
・ 中期戦略として、海外事業の要となる技術輸出に対応すべく、市場(日本、米国、欧州、中国、インド)及びライセンス契約想定先を考慮の上、重点的に特許・商標出願&権利化を行う方針としている(なお、基本特許は 40カ国で権利化している)。
・ メインブランド「LIMEX」のグローバルでのブランド力向上及びグローバルでの商標ライセンスビジネスによる収益確保の観点で、海外26カ国に93件の商標権を保有するなど、ブランド戦略にも注力している。