プレスリリース

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石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」80μmが、兼松が開発・販売する水性インクジェット対応ラベルに採用

~貴重な資源を守る環境配慮型ラベル、7月より販売開始~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)の「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」80μmが、兼松株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮部佳也、以下兼松)が開発・販売する水性インクジェット対応の粘着ラベル用基材に採用されました。水性インクジェット印刷に最適な加工が施された「LIMEX Aqua Jet Label(ライメックス・アクア・ジェット・ラベル)」(光沢・マット加工の2種類)は、7月より販売が開始されます。

粘着ラベル用基材のLIMEX Sheet 80μmは厚みが一般的なコピー用紙程度で、表側の面に印刷可能なインク受理層が塗工されており、裏面には粘着剤塗工が可能です。LIMEX Sheetは、ラベル用途として一般的に用いられるPP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテフタレート)シート等の合成紙と比較し、CO2を含む温室効果ガスと石油由来プラスチック使用量を削減することができます。また、紙製ラベルと比較し、製品の原料に木材パルプを一切使用せず、製造時に必要とされる水使用量を大幅に削減できるため、森林と水資源の保全に貢献できます。


LIMEX Sheet 80μmの特長

LIMEX Sheetは、溶融状態LIMEX(炭酸カルシウム等無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材)をTダイから押し出し、シート状に成形したのち、延伸加工によってシート内部に白さや軽さを生み出す空孔構造を形成しながら製造します。冊子やチラシなどに最適な80μmからメニュー表などに用いられる400μmまで、多様な厚みの製品をラインナップしています。LIMEX Sheetを製造している白石工場と多賀城工場は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しています。

特徴 1 石油由来プラスチック使用量削減と、水や森林資源の保全
LIMEX Sheet 80μmは、一般的な合成紙と比べ、石油由来プラスチックの使用量を抑え、CO2を含む温室効果ガスの排出を抑えられます。また、紙と比較し、原料に木材パルプを一切使用せず、製造時の水使用量を抑えられます。

特徴 2 安定した価格
LIMEX Sheet 80μmの主原料である石灰石は、地球上に豊富に存在する資源で、日本国内においても自給自足が可能なため、価格の変動が少なく、安定した価格での原料調達・生産ができます。

特徴 3 優れた耐久性と耐水性
LIMEX Sheet 80μmは紙と比較し、耐久性と耐水性に優れているため、水滴の付着が心配される粘着ラベル等への利用に適しています。