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カネヨ石鹸の主力商品「カネヨン」の本体ボトルに環境配慮型の「LIMEX Pellet」が採用

~半世紀を超えるロングセラー商品の新たな進化として、環境対応ボトルが実現~

 

 株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、炭酸カルシウムなどの無機物を主原料とする環境配慮型の「LIMEX Pellet(ライメックスペレット)」が、カネヨ石鹸株式会社(本社: 東京都荒川区、代表取締役: 富田年一、以下カネヨ石鹸)の主力商品の一つであるクレンザー「カネヨン」の製品ボトルに採用されたことをお知らせします。

今回の事例は、TBMが化学製品の専門商社であるソーダニッカ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:目﨑龍二)との連携により、長年愛され続けている「カネヨン」の進化の一環として、LIMEX製ボトル*への切り替えを実現しました。


*LIMEX製品:LIMEX素材を使用し、製品全体で炭酸カルシウムなど無機物が50%以上(重量比)含まれる製品

 
■採用の経緯

 「カネヨン」は、1933年からクレンザーを作り続けてきたカネヨ石鹸が、1971年に日本初の液体クレンザーとして発売した製品で、発売以降、洗浄力と研磨力の相乗効果で落ちにくい汚れを落とす台所の必需品として長年にわたり愛され続けています。2021年には発売50周年を迎え、カネヨ石鹸はその長い歴史を振り返るとともに、「カネヨン」の新たな進化として環境に配慮したボトルの検討を開始しました。
  

 検討を進める中で、TBMが製造する「LIMEX Pellet」に対して、プラスチックの使用量の削減が見込める環境性能と、コストの上昇を抑えられる経済的なメリットを評価いただき、採用に至りました。LIMEX製ボトルへの切り替えにより、従来のプラスチック製のボトルと比較して、プラスチック使用量を約31%削減し、温室効果ガスの排出量を約14%削減*できる見込みです。

 
 この新しい「カネヨン」は、2024年9月より順次店頭にて販売が開始され、初年度に100万本の生産が予定されています。今後は他の商品にも「LIMEX Pellet」の採用が進む見込みです。TBMは今回の取り組みを契機に、国内でのLIMEX製ボトルの採用実績をさらに拡大するとともに、海外市場における「LIMEX Pellet」の普及も積極的に推進してまいります。


*TBMの推定に基づく概算値であり、保証値ではありません。データ取得状況等に応じて変更の可能性があります。温室効果ガス排出量の計算対象は原材料調達〜焼却処分(ボトルのみを対象)。

 

 

■ LIMEX Pelletの特長


・石油由来プラスチック使用量と温室効果ガス排出量の削減

LIMEX Pelletはポリエチレンと比較し、石油由来プラスチック使用量と、温室効果ガス排出量の削減が
見込めます。


・多様な形状のボトル容器に既存の成形機で対応

既存の成形機を活用して、内容物に合わせた単層構造・複層構造のダイレクトブロー成形にも対応可能です。


・LIMEX特有のマットな質感を実現

炭酸カルシウムを主原料とすることで、LIMEX特有のマットな質感を実現できます。

      

[ご注文・お問い合わせ先]

LIMEX Pellet の使用を検討されている方、また環境配慮の取組みや現行品の見直しを検討されている方は、
お問い合わせフォーム ( https://tb-m.com/contact/ ) よりご連絡ください。