プレスリリース

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Jリーグ・ベガルタ仙台と循環型イノベーションの連携・協力に関する協定を締結

~SDGsへの貢献、環境負荷削減の取り組みとして、新素材LIMEXの宮城県内での資源循環を推進~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、公益社団法人日本プロサッカーリーグに加盟する「ベガルタ仙台」を運営する株式会社ベガルタ仙台(本社:宮城県仙台市青葉区、代表取締役社長:佐々木知廣、以下ベガルタ仙台)と、この度、宮城県内における循環型イノベーションの創出及び地域活性化への貢献を目的とする連携協定を締結いたしました。

TBMとベガルタ仙台は、宮城県内における新素材「LIMEX」の更なる普及拡大と、使用済みのLIMEX製品をスタジアムで回収し、アップサイクルした製品の普及による地域連携を強化し、持続可能な社会の実現に向けた資源循環の取り組みを推進してまいります。


背景

TBMは、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX」の開発・製造・販売しています。資源保全やCO2 排出抑制による気候変動問題への貢献などが評価され、現在、国内 8,000 社以上の企業や自治体で、プラスチックや紙の代替素材として、LIMEX を導入いただいています。また、世界中でニーズが高まる循環型社会の実現に向けて、自治体や企業とのパートナーシップを強化し、資源循環モデルの普及を推進しています。 宮城県内においては、白石市と多賀城市に自社製造拠点を構え、県内の雇用創出に努めているほか、白石・多賀城の2工場は実質100%の再生可能エネルギーで稼働しています。

ベガルタ仙台は、チーム創設以来、ホームタウンや活動区域(宮城県)におけるスポーツの普及、社会・地域振興をクラブの理念、基本方針に掲げ、地域に根ざした様々なホームタウン活動を行なっています。また J リーグのクラブとして初めてスタジアム内でのゴミ分別回収を実施するなど、チーム全体として環境意識の高いクラブ運営に取り組んでいます。


本協定による取り組み

2019年、TBMはベガルタ仙台の「CSRパートナー」に認定され、スタジアムを拠点としたサステナビリティ活動を推進するために、ベガルタ仙台の活動で使用するグッズにおける新素材LIMEXの活用を開始しました。この度、TBMとベガルタ仙台は更なる連携強化を目指し、循環型イノベーションの創出及び地域活性化への貢献を目的とする連携協定を締結し、下記の取り組みを通じて、宮城県での持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。

1. SDGsへの貢献を目指した、環境配慮型の新素材「LIMEX」活用の促進
ベガルタ仙台の「SDGsアクション」の一環として、ホームスタジアムで使用されるポケットガイドや飲料用カップ、ショッピング袋などにLIMEXを採用いただいています。今後も環境負荷削減に向けた取り組みとして、LIMEXの普及促進の連携と、ユアテックスタジアム仙台でのLIMEX製品の回収スキームの構築を共同で推進していきます。

2. 資源循環の推進を通じて、地域活性化に貢献
TBMとベガルタ仙台が取り組むアップサイクルの第1弾として、ユアテックスタジアムで回収した後に溶融・再資源化したLIMEXと、地元資源である宮城県産木材の木粉を混ぜ合わせた、人工木材の製品開発を推進します。アップサイクルした人工木材は、ベガルタ仙台が宮城県内で実施するホームタウン活動の一環として、2022年中に宮城県南三陸町へ寄贈する予定です。2022年5月、ベガルタ仙台は従来の仙台市に加えて、県内の全市町村をホームタウンに登録し、今後、TBMとベガルタ仙台は県内の全自治体と連携した資源循環の推進も目指していきます。

3. 地域社会発展に向けたファン・サポーターとの連携
ベガルタ仙台と連携して、ファンやサポーター、地域の方々に対する啓発活動を積極的に実施し、宮城県内の地域社会の発展に貢献していきます。今回、ファンやサポーターも参加したLIMEX製品の回収の様子や、LIMEXの普及や資源循環を通じて、仙台の持続可能な社会の実現に向けたTBMとベガルタ仙台の想いを収録したメッセージ動画を公開しました。
https://youtu.be/TIY-h9QPDqI