プレスリリース

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環境配慮型の「LIMEX Sheet」が、「びっくりドンキー」を展開するアレフのコーポレートブックに採用

水資源の保全などに貢献する環境性能を評価、製作におけるカーボンオフセットも実現

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、炭酸カルシウムを主原料とする環境配慮型の「LIMEX Sheet」が、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開する株式会社アレフ(本社:(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:庄司大、以下アレフ)が発行したコーポレートブックに採用されたことをお知らせします。

 

アレフでは、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指し、食品ロス低減・食品リサイクル推進や、エネルギー使用量の低減と再生可能エネルギー利用、生物多様性の保全など、様々な対策を推進しています。2030年までにCO₂排出量を2013年度比で46%以上削減し、2050年にはカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。

 

「LIMEX Sheet」は紙と比較して、製造時に利用する水資源を約 97%低減でき、原料に木材パルプを使用しないため、天然資源の保全に貢献できます。「LIMEX Sheet」を製造する自社工場(宮城県多賀城市)では、 実質「100%再生可能エネルギー」「CO2 排出係数ゼロ」の電力を使用しており、屋外メディアや粘着系ラベル・ステッカー、タペストリーなど様々な用途に対応した製品を拡充しています。

 

アレフでは、本ブックの発行にあたり、環境配慮の視点から一般的な紙ではなく、新たな素材への切り替えを検討していく中で、水や森林など天然資源の保全に貢献できるLIMEXの環境性能を評価いただき、この度、採用に至りました。LIMEX Sheetを使用することで、従来の紙製と比べて製造工程での水利用量を約17トン*低減できる見込みです。また、本ブックの製作においては、TBMの印刷パートナーと連携し、一般社団法人日本WPAを通じて、印刷物製作に関わる約1.9トンのCO₂排出量のカーボンオフセットを実現しています。

*参考のための計算値であり、保証値ではありません。

 

LIMEX Sheetとは

炭酸カルシウムなどの無機物を 50%以上(重量比)含む無機フィラー分散系の複合素材「LIMEX」を、シート状に加工した中間製品です。プラスチックや紙を製造する際に使用する石油、水、森林資源といった資源の保全に貢献することが可能です。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のラ イフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定しています。

 

石油由来プラスチックやCO2の削減と、水や森林資源の保全

従来の石油由来プラスチック製シートや合成紙と比べ、石油由来プラスチックの使用量を削減し、CO2を含む温室効果ガスの排出を抑制します。紙と比較し、原料に木材パルプを一切使用せず、製造時に水をほぼ使用しません。

 

優れた耐久性と耐水性

耐久性と耐水性に優れているため、屋外や水回りなど、様々な環境下で使用できます。

 

既存設備を活用して多様な用途に対応

既存の印刷・加工設備を活用して、ポスターやラベル、マップ、ファイルなどの多様な用途に利用できます。

(関連サイト)LIMEX Sheetについて:https://tb-m.com/products/products-sheet/

[ご注文・お問い合わせ先]
LIMEX Sheet の使用を検討されている方、また環境配慮の取組みや現行品の見直しを検討されている方は、お問い合わせフォーム ( https://tb-m.com/contact/ ) よりご連絡ください。