プレスリリース

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環境配慮型の「LIMEX Bag」が、全国の三井ガーデンホテルズの客室用袋製品に採用

~三井不動産グループのサステナビリティの取り組みとして、10月より順次利用開始~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、株式会社三井不動産ホテルマネジメント(本社:東京都中央区、代表取締役社長 : 雀部優、以下三井不動産ホテルマネジメント)が運営する全国の「三井ガーデンホテルズ」(全34施設、総室数8902*1)で使用される袋製品に、炭酸カルシウム(石灰石)などの無機物を主原料とした「LIMEX Bag(ライメックスバッグ)*2」が採用されたことをお知らせいたします。

*1 2024年10月時点
*2 LIMEX製品:LIMEX素材 を使用し、製品全体で炭酸カルシウムなど無機物が50%以上(重量比)含まれる製品

 

■ 概要

今回の事例は、TBMと旅館ホテル向け商事事業などを展開する株式会社JTB商事(本社:東京都中野区、代表取締役 社長執行役員 加藤雄次)との連携で採用に至りました。10月以降から順次、全国の三井ガーデンホテルズにて、ランドリーバッグ、サニタリーバッグ、多目的バッグ、大浴場バッグの4種類のLIMEX Bagの利用が開始されます。

 

■ 採用の経緯

気候変動やプラスチックごみ問題など、環境問題が深刻化する中、企業はこれまで以上に持続可能な事業運営が求められています。こうした社会状況のなか、三井不動産グループは、「&」マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「&EARTH」を掲げ、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献しています。

 

今回、三井不動産ホテルマネジメントが運営する「三井ガーデンホテルズ」における環境負荷低減の一環として、環境配慮型の「LIMEX Bag」が採用されました。同ホテルチェーンは、9月に開業した「三井ガーデンホテル銀座築地」を含めて、環境負荷低減に寄与する取り組みの強化を検討していました。

 

今回の採用決定における最大のポイントは、プラスチック使用量の削減やCO2の排出抑制が見込める「LIMEX Bag」の環境性能です。「LIMEX Bag」へ切り替えることにより、現在使用中のプラスチック製の袋と比較して*1、プラスチック使用量を約42%削減し、温室効果ガスの排出量を約22%削減*2できる見込みです。また、「LIMEX Bag」の厚さを変更することで、透過防止等のニーズにも対応できる物性面も採用の決め手の一つとなりました。

*1多目的バッグについては、一般的なLDPE製品と比較しています。

*2 TBMの推定に基づく概算値であり、保証値ではありません。データ取得状況等に応じて変更の可能性があります。温室効果ガス排出量の計算対象は原材料調達〜焼却処分(抜き加工・輸送の各工程は除く)。

TBMは今回の取り組みを契機に、国内外のホテル業界をはじめ、多様な業界への「LIMEX Bag」の普及を積極的に推進してまいります。

 

■ LIMEX Bagの特長

・石油由来プラスチックの使用量を削減

炭酸カルシウム(石灰石)などの無機物が主原料のため、従来のプラスチック製と比較して、石油由来プラスチックの使用量を削減できます。

 

・CO₂を含む温室効果ガス排出量を削減

原材料調達から処分におけるCO₂を含む温室効果ガス排出量を抑制することが可能です。

 

・既存の形状やサイズに対応

既存の製造設備を活用できるため、レジ袋やショッパーなど、従来と変わらない形状やサイズに対応可能です。