石灰石は、LIMEX以外ではどのような用途に、どのくらいの量が使用されていますか?
主原料の石灰石について
- LIMEX
- 石灰石
日本における石灰石の主な用途は、セメント(約5,719万トン:45.3%)、骨材(約2,848万トン:22.6%)、鉄鋼(約1,869万トン:14.8%)、石灰(約977万トン:7.7%)、道路(約277万トン:2.2%)、その他(約932万トン:7.4%)(*1)となります。なお、従来の紙の製造工程にも白色度を高めるための塗工剤や透け防止のための填料(*2)として、石灰石由来の軽質炭酸カルシウムが使用されています(文献によって値に幅はありますが、60~90万トン/年と言われています)。
*1 石灰石鉱業協会 2021
*2 製紙業では、パルプの漂白剤(次亜塩素酸カルシウム)の原料としても石灰が使用されています。