TBM調達方針

TBMはサプライヤーを重要で対等なパートナーと捉え、互いの信頼と協力に基づいて、透明性の高い持続的な関係を築き、共に持続可能な社会の実現に貢献するために「TBM調達方針」（以下、本方針）を策定しました。
TBMは環境・社会・企業統治に関する課題をサプライチェーン全体で解決に取り組むべきであると認識し、本方針に基づいて調達活動を行います。また、サプライヤーに対しても、本方針に沿った調達活動を期待します。

適用について

本方針は株式会社 TBMおよびその子会社のすべての取締役、執行役員および従業員に適用されます。対象となる子会社は、本方針または自社の調達方針を自社の意思決定機関の場で制定または改定し、かつ、自社のすべての取締役、執行役員および従業員が確実にその調達方針を理解するよう適切な措置を講じるものとします。
本方針は各社が本方針の内容を含む各社固有の方針を制定することを妨げません。各社固有の方針では、それぞれの国や地域の法規制や社会的慣習、あるいはそれぞれの事業の特徴に応じて内容を変更し、あるいは、本方針に含まれない規定を追加することも可能です。ただし、本方針の各規定と矛盾または内容を緩和するものであってはなりません。
なお、各社固有の方針を制定した場合には、当該方針が「TBM調達方針」に基づいていること、またはこれを参照して作成されている旨を明記することとします。

1. サプライヤーの選定

TBMは品質、価格、納期および供給安定性だけでなく、技術力、コンプライアンス、環境に対する姿勢および人権尊重などの観点から総合的に評価して、サプライヤーを選定します。

2. 公正な事業活動

TBMは公正な取引を通じてすべてのサプライヤーに対して自由競争による機会を提供します。また、健全な取引関係の構築・維持のため、サプライヤーから社会常識の範囲を超える贈答品および接待を受領しません。

3. 法令遵守と国際規範の尊重

TBMは調達活動にあたり、それぞれの国や地域に適用される法令を遵守し、国際規範を尊重します。反社会的勢力やマネーロンダリングなどの違法行為に携わる者とは、一切の関係を持ちません。

4. 地球環境への配慮

TBMは地球環境に配慮して調達活動を行い、サプライチェーン全体の環境負荷の低減に取り組みます。

5. 人権

TBMはサプライチェーン上の人権尊重に取り組み、調達活動を通した労働慣行の改善や安全衛生の確保を目指します。

6. 情報管理

TBMは調達活動によって得たサプライヤーの機密情報および個人情報については守秘義務を遵守し、正式な手続きによらない情報の開示は行いません。また、第三者の知的財産権などの権利を侵害するような購買取引は行いません。

7. 品質と安全性の確保

TBMはサプライヤーとともに製品やサービスの品質と安全性の向上に努め、価値ある製品やサービスの提供を目指します。

本方針の制定は株式会社 TBMの取締役会で決議されました。

2024年5月15日制定