プレスリリース

  • ZAIMA

ポリ乳酸繊維製品の開発に取り組むBioworksの「Bio Towel」を素材をテーマにしたECサイト「ZAIMA」で販売開始

~カーボンニュートラルのポリ乳酸を改質した繊維により高い吸水性と抗菌作用、環境性を実現~

株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、グループ会社のBioworks株式会社(本社: 京都府相楽郡、代表取締役:今井行弘、以下Bioworks)が開発したタオル「Bio Towel(バイオタオル)」をTBMが運営するECサイト「ZAIMA(ザイマ)」で販売開始することをお知らせいたします。

Bio Towelは、Bioworksが開発した添加剤で改質したポリ乳酸繊維(PlaX Fiber)と上質なコットンを独自の配合で撚り合わせた糸を用いることで、一般的なコットンタオルを上回る高い吸水性を実現しました。また、生分解性且つ植物由来(カーボンニュートラル)であるポリ乳酸が素材自体に保有している抗菌・消臭性、人肌と同じ弱酸性であることを活かして、部屋干し臭の対策や肌へのやさしさなど、タオルに求められる機能性と環境性を両立しました。


Bio Towelとは

⼈肌と同じ弱酸性、だから肌にやさしい
ポリ乳酸の⽷は健康な⼈肌と同じ弱酸性で、⼿術の際に縫合⽷としても使⽤されるほど、肌に優しい素材です。Bio Towelはポリ乳酸と上質なコットンを組み合わせ、肌へのやさしさを追求しました。

独⾃の配合で⾼い吸⽔性
コットンとポリ乳酸を独⾃の配合で撚り合わせた⽷を使うことで、⾼い吸⽔性を実現しました。第三者機関による吸⽔指数を検査する試験では、1,043という数値を計測*1。これは⾼吸⽔の基準である800を
超え、⼀般的なコットンタオルを⼤きく上回ります。
*1⼀般財団法⼈ ⽇本繊維製品品質技術センターにて、⾼吸⽔性タオル(洗髪⽤)認定基準吸⽔性試験を実施

素材⾃体が抗菌性と消臭性
ポリ乳酸は素材⾃体に抗菌・消臭性を保有しています。そのため、部屋⼲しでも臭いが気になりません。部屋⼲し臭の原因となる雑菌に対しての抗菌性や、におい成分に対する消臭性が第三者機関の鑑定によって認められています*2。さらに、素材⾃体に抗菌・消臭性を有しているため、繰り返し洗濯しても効果が持続します。
*2一般財団法人 ニッセンケン品質評価センターにて、抗菌性試験を実施

選べる2つのサイズ
Bio Towelは⼀般的なフェイスタオル(34×80cm)と、使い勝⼿の良いユーティリティタオル(34×120cm)の2種類を⽤意しました。ユーティリティタオルはコンパクトでも⼗分な吸⽔性を持っているため、バスタオル代わりに使⽤可能。収納の幅を取らず、部屋⼲しをしやすい などのメリットがあります。


PlaX Fiberとは

こだわり抜いた素材、PlaX Fiber。PlaX FiberはBioworksが開発した改質ポリ乳酸を使⽤した繊維です。ポリ乳酸は、サトウキビやトウモロコシを原料にした⽯油等を使わない植物由来の素材です。燃やしても⼤気中のCO2を増やさない、カーボンニュートラルと認められています。そして、使⽤後には⼀定の環境で⽔と⼆酸化炭素に分解することができる⽣分解性の素材です。Bioworksは、ポリ乳酸に独⾃開発した植物由来の添加剤を加えることで、ポリ乳酸の弱点を改良した「PlaX」の開発に成功。そのPlaXから作られたPlaX Fiberは繊維製品としての品質と、ポリ乳酸の持つ機能性、環境性を備えた植物由来の素材です。


株式会社ジョージクリエイティブカンパニー代表取締役 天野譲滋/GEORGE AMANO

今回、ジョージクリエイティブカンパニーではBioworks様の新素材を使った「Bio Towel」のロゴデザイン、パッケージデザイン、商品ステートメントのお手伝いをさせていただきました。私自身、今回のプロジェクトに参加するまで「PlaX Fiber」という植物性由来の弱酸性な繊維素材があることを知りませんでした。昨今、世の中では「サステナブル」や「SDGs」という言葉をよく聞くようになりました。エコバックやレジ袋を始め、消費者の行動も徐々にですが変わってきていると感じています。そのような中で、この「Bio Towel」は、「消費者目線で地球環境に良いことを選んで欲しい。」という想いから、肌にも地球(ほし)にもやさしい選択を」という商品ステートメントを提案させていただきました。今後、引き続き「PlaX Fiber」を活用した商品が進み、サステナブルな商品が多くの人の手に届くことを願っています。

【プロフィール】 京都生まれ。 話題性と売れる物販や飲食のショッププロデュース。 メーカーとデザイナーをディレクションした売れる商品開発、リアルな企業戦略プロモーションやマーケティングを多数手がける。 デザインビジネスプロデューサーとして「デザイン」をビジネスとして成立させるプロフェッショナルとして活躍。前職では、ライフスタイルショップのシボネと国立新美術館のスーベニアフロムトーキョーや全国に多店舗展開のジョージズを創業。放送作家の小山薫堂率いる株式会社オレンジ&パートナーズと資本業務提携し、グループ会社になる。