LIMEX

ABOUT

LIMEXとは

LIMEX(ライメックス)は、炭酸カルシウムなど無機物を
50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。
日本で生まれたLIMEXは、プラスチック・紙の代替製品を成形可能です。

石灰石
LIME

石灰石。英語でLimestone。地球上にほぼ無尽蔵にあり、
人類が長く見過ごしてきたこの素材が大活躍する。そんな未来が、もう始まっています。

地球は石の星でもある。

LIMEXの原料である石灰石は埋蔵量も多く、 日本でも100%自給自足できる資源です。 また世界各地の埋蔵量も豊富で、 かつ高効率でリサイクルも可能なため、 ほぼ無尽蔵と言っても過言ではありません。 石灰石は、プラスチックや紙の原料や製造時に必要とする石油、水、森林資源と比較し、枯渇リスクが低く、 貴重な資源保全にも貢献できます。
どこにでも豊富にある、決して貴重ではない資源だからこそ、未来を救える。 私たちはそう考えています。

石炭石埋蔵量
*1 経済産業省 資源エネルギー庁 埋蔵鉱量統計調査
*2 世界の石灰石資源(東アジア編6)
*3 世界の石灰石資源(アジア・オセアニア編7)
*4 China Mineral Resources 2018
  • LIMEXの世界特許。
  • 2014年に「LIMEX」の国内特許を取得。基本特許は、世界40か国以上で出願し、日中欧米を含む40か国で登録済。 その他にも100件以上の特許出願を実施。COPやG20の国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関) のサステナブル技術普及プラットフォームに登録されています。 今後、日本発の技術として、技術およびブランド輸出を行い、 世界で当たり前に使われる素材をめざします。
  • LIMEXの製造方法。
  • 粉砕した炭酸カルシウムとポリプロピレン等の熱可塑性樹脂および各種の添加剤とを二軸押出機を用いて加熱・混練し、均一に分散させた溶融状態の複合体を製造します。複合体の中には重量比50wt%以上の炭酸カルシウムなどの無機物を含み、LIMEX特有の適切な温度・圧力条件で加工することで、後工程での加工に適した特性を生み出します。
  • LIMEXペレット
  • LIMEXペレットは、溶融状態の複合体を適切な温度での冷却加工や、均一な大きさ・形状への裁断加工を施し、ペレタイザで粒状に加工することで、製造されます。LIMEXシート製造時または印刷時に発生する端材や、回収した使用済みのLIMEXシート製品からもLIMEXペレットを製造することが可能です。
    石灰石は一般的なプラスチック(PP)と比較して同体積の焼却時にCO2を約58%排出削減出来るため、プラスチック代替素材の主原料として石灰石を用いることで石油由来プラスチックの使用量を抑え、焼却を含むライフサイクル全体でCO2排出量を削減できます。
  • LIMEXシート
  • LIMEXシートは、溶融状態の複合体をTダイから押出しシート状に成形したのち、延伸加工によってシート内部に白さや軽さを生み出す空孔構造を形成しながら製造されます。その後シート表面には様々なコーティングを施すことで、各種印刷方式への対応等、多様な特徴を持つ複数のLIMEXシートが生まれます。
  • LIMEXペレット
  • LIMEXの多様な成形方法。
  • ストーンペーパーとは異なりLIMEXは押出成形、
    インフレーション成形のみならず、真空成形、射出成形が可能です。
    複合材料であるLIMEXは、その製造に専用の設備を必要とせず、
    既存の機械や製造方法を活用してLIMEX製品を成形可能です。
  • LIMEXを対象とするJSA規格発行
  • LIMEXを対象とするJSA規格発行。
  • LIMEXを含む「無機物を主成分とする無機・有機複合マテリアル」の定義を明確化し、市場拡大及び品質安定化を進め、公正な取引につなげることを目的としたJSA規格(JSA-S1008)が、2021年4月19日に一般財団法人日本規格協会より発行されました。JSA-S1008では、日本国内における「容器包装リサイクル法」の特定事業者の再商品化(リサイクル)義務の対象外とされている、主要な構成素材(構成する素材のうち、質量分率が最大の素材)が一種類の無機物であり、無機物の総量が質量分率で50%を超える材料について、「無機物の総量に関する質量分率の測定」、「熱可塑性樹脂の有無の確認」及び「主要な構成素材及び第二素材の種類及び質量分率」の確認・試験方法などについて規定しています。

石灰石と植物由来樹脂を使用した、Bio LIMEX。

ビニール袋や使い捨てのプラスチック製容器の使用が禁止されるなど、プラスチックを巡る法規制が各国で進んでいます。石油由来樹脂をバイオ由来の素材に置きかえた「Bio LIMEX」は、焼却を含むライフサイクル全体でCO2削減に寄与する製品設計がされています。PE製の袋と比べ、CO2などの温室効果ガス排出量を約50%削減、バイオPE25%混合の袋と比べた場合は約45%削減することが可能です。2019年6月に開催されたG20大阪サミットの運営品として、Bio LIMEX製のゴミ袋が採用されました。

リサイクルの先を行く、アップサイクル。

アップサイクルとは、従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なります。単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを最終的な目的とした持続可能な「モノづくり」の新たな方法論です。LIMEXは、紙の代替製品となるLIMEXシート製品からプラスチックの代替製品の原料となるLIMEXペレットを製造し、プラスチック代替の成形品をつくることができます。

>Bio LIMEX Bagをアップサイクル、再製品化した「LIMEXランチプレート」(セブン-イレブン・沖縄)
>LIMEXの資源循環モデル(セブン&アイ・フードシステムズ、リコージャパン、TBM)
>かながわアップサイクルコンソーシアム
>ブラインドサッカー協会

生分解性LIMEX アップサイクル
  • LIMEXの明日。
  • LIMEXとCirculeXで資源循環を促進。近年、有害廃棄物の定義や輸出入を規定する国際条約「バーゼル条約」により、自国内でのリサイクル等 による資源循環の必要性が高まっています。欧州においても、欧州委員会が 2030年までに使い捨てのプラスチック包装を域内で無くし、すべてを再利用または素材としてリサイクルすることを目指す目標を打ち出したことで、繰り返しリサイクル可能な素材への転換が加速しています。また、国内においても、循環型社会形成推進基本法に基づき「プラスチック資源循環戦略」が発表され、2030年までにプラスチックの再生利用を倍増、
  • 2035年までに使用済プラスチックを100%有効利用することがマイルストーンとなっており、各自治体、企業、大学などがパートナーシップを組むことで新たな資源循環モデルが誕生しています。TBMはこの時代の変化をチャンスと受け止めます。世界全体で高まる再生材料やプラスチック代替素材へのニーズに応えるべく、使用済みのLIMEXやプラスチックを原料として再生利用したCirculeXを「資源循環を促進する素材」として、また、LIMEXを「枯渇のリスクがある資源への依存度を抑える素材」として国内外への普及を推進していきます。CirculeX概要はこちら>
LIMEXとSDGs。

SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成されていますが、LIMEX事業は、以下の8つの項目に貢献が可能です。

X SDGs

資源を最大限に活用し、資源の価値を持続的に再生、
再利用し続けるサーキュラーエコノミー。
わたしたちが進む未来は、ここにあります。