クラシエホールディングス株式会社

経営企画室 企画部 課長
サステナビリティ推進担当
大上 夏子様

  • 01 “MaaR for businessは、自ら回収ボックスに入れにいくというワンアクションがあることで、入れた名刺が資源となってアップサイクルされて戻ってくるということを実感できる”
  • 02 “MaaR for businessを社内のメディアで告知をしたところ、「良い取り組みなのでぜひ拡大してほしい」「支店にも導入したい」との声が集まりました。”
  • 03 “MaaR for businessの活動をきっかけに、事業所からも自らの気づきで、リサイクルへのアイディアが生まれたらいいな”
  • 04 “自分が投入した1個のペットボトルキャップやLIMEX名刺がどう貢献したかを知ることができたら社員のモチベーションや、資源循環への期待も高まる”

インタビュアー 株式会社TBM 資源循環イノベーション部 久米 彩花

「本サービスの導入のきっかけや
魅力を感じていただいたところを教えてください」

大上:クラシエグループは2019年の中期経営計画を策定する際に、初めて経営戦略にサステナビリティという言葉を使い、全社一丸となってサステナビリティ経営に取り組んでいきましょうというメッセージを打ち出しました。コーポレートスローガンである「夢中になれる明日」と同じ方向性で、サステナビリティ経営に関しても「夢中になれる明日を創造していこう」というコンセプトを持ち、2021年から30年の環境対応や資源循環を具体的な目標として策定しました。
サステナビリティ経営を目指す中で、全ての従業員にとって、「サステナビリティとは何だろう」と考える機会や、参画する機会をつくれないかと考えていただいた際に、従業員全員が日頃触れるものでサステナビリティを少しでも意識できるツールとして、LIMEX名刺を導入しました。名刺交換の際のちょっとした環境に関する話題のきっかけになっています。また知育菓子教室(R)では教材の一部にLIMEXを使用し、参加する子どもたちと一緒に環境問題について考えるための、非常に良いコミュニケーションツールになっています。
一方、部署異動や昇進の際に不要な名刺が出てきます。これまでは担当者が回収をしていましたが、「不要になったら誰かに渡せばいい」という意識ではゴミ箱に捨てるのと感覚が変わらないのではと考えていました。
MaaR for businessは、自ら回収ボックスに入れにいくというワンアクションがあることで、入れた名刺が資源となってアップサイクルされて戻ってくるということを実感できるのではないかと意義を感じました。

「回収BOX設置後、従業員の皆さまから何か反応はありましたか?」

大上:社内のメディアで告知をしたところ、「良い取り組みなのでぜひ拡大してほしい」「支店にも導入したい」との声が集まりました。一方、100%きちんとマテリアルリサイクルできるのか?というリサイクルの先への関心の声も寄せられました。

「回収させていただいた資源は異物を除き100%リサイクルしています。再生する際に、製品に求められる物性に合わせて再生材の割合を調整しておりますので、安心して預けていただければと思います。ところで、従業員の皆さまへの告知はどのようにされましたか?」

大上:ポスターの掲示や社内ニュースでの配信を通して周知しています。

「これまでオフィス内ではどのようなSDGs活動をされていましたか?」

大上:これまでも通年でできる活動として、古着や切手の回収を行っていました。今後は、バーゼル条約や国内での循環を促すという流れの中で、古着を途上国に送るということも難しくなると感じていたので、新しい支援や、資源循環のかたちを模索していたところでした。 事業活動においては脱プラスチックを積極的に進めており、バージンプラスチックの使用量の削減を推進しています。一方、サーキュラーエコノミーの観点では、出口を考えた入り口を設計することの重要性を感じており、2030年までにマテリアルリサイクル率100%という目標を掲げています。そのために長期的なインパクトを考慮しながら、TBMのような素材開発やリサイクルを促進できる企業と情報交換をしながら、共に可能性を探っていけたらと思っています。また、MaaR for businessの活動をきっかけに、事業所からも自らの気づきでリサイクルへのアイディアが生まれたらいいな、という期待もあります。

「今後、サービスにご期待されていることはありますでしょうか」

大上:自分が投入した1個のペットボトルキャップやLIMEX名刺がどう貢献したかを知ることができたら、社員のモチベーションや資源循環への期待も高まると思います。また、オフィスでの行動をきっかけに、家庭ごみの分別意識にも広がり、個人の意識に根付いて、ひとりのアクションが家族へ、その先のコミュニティへとつながっていくといいなと思っています。

再生製品に関して
今年の回収で付与されるチケットで、来年の春に新入社員の名刺を購入できたらうれしいですね。また、クラシエグループが20周年を迎える際には、これまでの社員一人ひとりの活動や貢献が感じられるようなものに替えることができたらと今から考えています。

クラシエホールディングス株式会社

~会社概要~
  • 所在地 東京都港区海岸3丁目20番20号
  • 代表者 代表取締役 社長執行役員 岩倉 昌弘
  • 事業内容 トイレタリー・コスメティクス事業、薬品事業、食品事業
  • クラシエのサステナビリティサイトクラシエのサステナビリティ