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LIMEX

LIMEX FACTORY

LIMEXのライフサイクルアセスメント(LCA)

LCAおよびTBMの実施目的

TBMが掲げる企業理念の実現および持続的な事業発展を目指すには、事業の中核となるLIMEX製品の環境影響の科学的評価および管理が重要であり、LCAを用いた定量的な検証が必須であると考えます。平成28年度は、白石工場で製造される当社製品と通常の紙やプラスチックの環境負荷を比較し、LIMEX 製品が水資源や気候変動などにもたらす環境負荷や貢献度の詳細数値を理解するため調査しました。また、今後、LIMEX製品で循環型社会へ貢献するため、今回の数値結果を事業活動に考慮し、高い目標を掲げ更なる改善に向けて取り組みます。

東京大学生産技術研究所 沖研究室との連携

TBMは、2016年4月から国立大学法人東京大学 生産技術研究所 沖研究室と共同研究を実施し、LIMEXペーパー及びLIMEXプラスチックのライフサイクル全体における環境影響の数値を算出いたしました。沖研究室は、水循環や水資源の保全、またウォーターフットプリントやLCAに関し豊富な研究実績を有されており、今回の測定結果に対する正確性の担保、また、外部機関として連携することで透明性を図る目的があります。

LCA算定における基本条件

影響及び報告範囲

適用範囲として、LIMEXペーパー及びLIMEXプラスチックにおける、各工程で調査を実施しました。今回は、LIMEXペーパーにおいて、ライフサイクルの中でも比較的環境負荷の大きい「原材料調達」「生産」「廃棄」の工程、また、LIMEXプラスチックにおいて、「原材料調達」から「生産」の工程における結果を報告します。今後、LIMEXプラスチックの「廃棄」工程における評価を段階的に実施・報告します。


評価物質および環境負荷原単位データベース

調査では、LIMEXペーパーおよびLIMEXプラスチック各1トン当たりの「水消費量(ウォーターフットプリント)」および「温室効果ガス(GHG)排出量注1」を評価しました。評価に必要となる原単位として、温室効果ガス排出量には「3EID(2005年)」、また、水消費量には「Ono et al(2016年)」を採用しています。「3EID」は、国立環境研究所によって開発され日本における代表的なデータベースであり、また、「Ono et al」においては、日本における唯一の水の原単位データベース注2として、あらゆる分野の企業や研究において活用されていることから、本調査に適するデータベースとして採用しています。


注1 二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)を含みます。
注2 厳密には国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発した水原単位データベースがありますが、「Ono et al」の技術提供を受けたことから基本的同じデータベースとして考慮します。

今後の取り組みによるLIMEXLCA改善

本研究においてLIMEXのLCA値が現状の印刷用紙やプラスチック製品に比して低いことが確認されました。今後弊社としては原材料選定や製造プロセスの見直しなど、LCA値をさらに低める活動を継続的に行っていきます。LCA値を下げる方法としては塗工プロセスの改善によるLPGの消費量削減やCO2の消費が少ない樹脂原料の使用などが挙げられます。このような各種の検討によって、中長期的にはLCA値を現行からさらに下げていくことが可能です。